3月
26
2017
お悩みごと
あなたは普段、パンにバターを塗りますか?それともマーガリン?
マーガリン派の理由としては・・・
「原料が植物性脂肪だから、ヘルシーっぽい」
「カロリーハーフが選べるので安心」
「冷蔵庫から取り出してすぐでも柔らかく、塗りやすい。」
「バターは硬い。」
「バターはコレステロールが高そうだから」
確かに、こういうイメージはありますが、洞井家の冷蔵庫にあるのは10年以上前から、マーガリンではなくバターです。
その理由はマーガリンには 『人工的なトランス脂肪酸』 が含まれているからです。
バターの原料は牛乳、マーガリンの原料はなたね油、大豆油、コーン油などの主に植物性の油です。
普通、植物油は常温では液体なので、これに人工的に水素添加という作業をして、固めたものがマーガリンです。バターにもトランス脂肪酸は含まれていますが、天然のトランス脂肪酸です。
これに比べてマーガリンは人工的に作ったトランス脂肪酸なので、一定量を食べると悪玉コレステロール)を増加させたり、心臓疾患やガンのリスクを高めたり、喘息やアトピー性皮膚炎との関係も問題視されています。
そして、マーガリンよりもっと怖い人工的なトランス脂肪酸が
『ショートニング』と呼ばれるもので、マーガリンや、特にショートニングはイラストのように多くのお菓子類や、パンに使われています。
たとえば食パンなら、使われている油はパンの値段が高い順にバター⇒マーガリン⇒ショートニングと言う感じです。
マーガリンもショートニングも食用加工油脂として、いろんな加工食品に使われていて、食感をよくするなど、食を豊かにすることに役立ってはいます。
ただ、現在トランス脂肪酸は日本では規制がないんですが、健康面から海外では規制をする国も増えていてやはり摂り過ぎには気をつけたいものです。
明日の身体と心を作るのは、今日までの食事です。食は大切にしましょうね。