8月
05
2016
日々の気づき
「胎内記憶」
お母さんのお腹の中に居る時の赤ちゃんの記憶のことです。
先日、この「胎内記憶」に詳しい池川明先生(横浜市の産科・池上クリニック院長)のお話を聞いて来ました。
大笑いの連続で楽しいセミナーでした。
先生は2000年から子供たちに「生まれる前の記憶」について聞き取りを始め、
長野県の保育園で3601組の親子へのアンケートでは1602回答のうち3人に1人の子供に胎内記憶があったそうです。
このお話を聞きながら私は自分が生まれた時から今までにもらった「4つの命」について考えていました。
1つ目は、私をこの世に産んでくれた両親からいただいたこの命。
そして2つ目は、15才の時の交通事故で胆感破裂。
でも二度の手術の末一命を取り留めました。
この時は1ヶ月間絶対安静で両親は病院に付きっきり。
その為幼かった弟と妹は遠い親戚のおばあちゃんに面倒を見てもらいながら私の帰りを待っていてくれました。
心細かったことと思います。ごめんね。
そして3つ目の命は実父。
冬の寒い夜、煮えたぎったお風呂で全身やけどを負い「4〜5日が山」と言われました。
病院で看病しながら夜中になると(当時私は子供が欲しくて不妊治療を続けていたのですが)
「子供は諦めるから父を助けて!」と神様にお願いしたのを覚えています。
最後の4つ目はその父の命と引き換えたはずの赤ちゃんの命。
元気な男の子を授けていただきました。
感謝です。
このセミナーの日の夜大学生の息子に「胎内記憶」について聞いてみると「全然覚えてねぇ!」そうです(笑)
私達の子供に生まれてきてくれて本当にありがとう。